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vol.6 沈黙を“悪いこと”と決めつけすぎた。(えりかさん/看護師)


朝、カーテン開けた瞬間、スマホ見た。

未読は…ついてない。

既読も…ついてない。

つまり、なにも動いてない。


前だったら、ここで「終わった」と判断してた。

31歳、小村透。

なんというか、若い頃より“即時性”の魔力に毒されてる。

通知が来た/来ない、だけで0か1かにしすぎる。

でも今日の僕は、ちょっとちがう。


午前中、オフィスで真柴が“いつも通りの声量”で言った。

「小村さん、沈黙は“考えてる”の可能性ありますよ。

僕たち、プロダクトで“ユーザの沈黙”の意味を勝手に塗らないじゃないすか」


あ。

この一言で、僕は一瞬で現在地に戻った。

僕、DeepMatchingで、ユーザの“無言”を、勝手に「離脱」にしてはいけないと、何回も言ってきたじゃん。

“行動ログは、理由の一部”でしかない。

その裏で、生活があり、仕事の負荷があり、人間の事情がある。

えりかさんが、今日いまこの瞬間、僕のLINEに返信するより、優先するべき事象があるのは普通の話だ。


昼、美咲からまたDM。

「透、昔より“ちゃんと待てる人”になってて、いいと思うよ」

こういう一行で、人はまた救われる。

僕、元同僚に一定の矜持を見せ続けたい。


夕方。

田嶋さんが「今日は返信しないのが正解の日もある」と言った。

“押さない”が“乱数調整”になることはある。

いい大人は、「今日は打たない」と決めるのが仕事のときもある。


夜。

スマホは、机の上で裏返し。

僕は、静かに明日の朝に賭ける。

朝の言葉は、夜より建設的になれる。


あと、

最近エッセイを書いていると、他のブログやエッセイが気になるんですよね。 今日はイベントの告知ではなく、私がみてるブログを紹介します。


naco-do BLOGというブログで、婚活に関するいろいろな情報がまとまっているので、 参考になるんですよね・・・

naco-do BLOG

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